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ルームシェアの最大の難関は物件探し
一人暮らしよりも固定費がかからずに、一人暮らしよりも広いお部屋に住む事ができるルームシェアですが、せっかくルームメイトが決まっても、物件が決らないと始める事ができません。シェアカリコンシェルジュには、問い合わせをしたけれどシェア不可と断られてしまった方からの連絡を多く頂きます。
賃貸市場において、ルームシェア可能な流通賃貸物件数が圧倒的に少ない事が、シェアのお部屋探しを難航させる理由の一つと言えます。賃貸市場に流通している物件の3%程度しかシェア相談可能なお部屋が存在しないのです。
大家さんがルームシェアを不可にする理由
私たちシェアカリが日々物件管理会社や大家さんとお話をさせて頂く中でルームシェアを避ける理由は下記があげられます。
・過去にシェアで貸し出した際に酷い目にあったことがある
・近隣住民からの苦情が増える
・近隣住民からの苦情でアパートマンションビルの場合は、他のお部屋の空室リスクに繋がる/戸建ての場合は町内会で問題になる等
・途中で誰かが退去した際に残った人が賃料を滞納する
・喧嘩を理由に入居者全員が早期退去による早期解約を行う
・退去時の原状回復の際に修繕が必要な場合責任の所在が不明確
・退去後に残置物があった際所有者が不明確
上記の具体的な理由に加えて、日本ではまだまだシェアの文化が根付いていない為、血縁以外の複数人で借りるという事自体が理解ができないというふんわりとした理由で不可とする方もいらっしゃいます。
シェアの条件をしっかりと伝える事が大切
流通物件が少ない且つ審査も難しいルームシェアですが、だからこそ借りる際はしっかりと条件を伝える必要があります。先ほど記載した貸し手のリスクを理解した上で、自分たちなら大丈夫であるという理由を仲介する事業者に伝える事が大切です。
既存の不動産業界には、仲介事業者が率先してルームシェアで借りる事を黙って管理会社/大家さんに申し込みを提出する場合があります。仲介業者もルームシェアのお部屋探しが難しい事を理解しているからこそ、黙って進めようとするのです。
黙ってルームシェアを始めた場合、バレた際には罰金や退去を命じられることもあります。そのようなリスクを考慮した上で自己責任として黙ってルームシェアを始める方もいますが、おススメはしません。トラブルを避けるためにも、しっかりと案内してくれる仲介事業者へルームシェアの相談許可が取れたお部屋を紹介&確認をしてもらった上で申し込み審査に進むようにしましょう。
ルームシェアの申し込みに必要なものとは
生活コストを節約できるだけでなく、生活を共にする安心や価値観の共有など、メリットも多いルームシェア。せっかくルームメイトが決まっているのであれば、物件を選んでルームシェア生活を始めたいですよね。
ルームシェアの場合は貸し手に納得してもらうためにも、1人でお部屋を借りる場合以上に書類や連帯保証人を立てる事が必要な場合があります。
自分たちの条件で借りる事が出来るお部屋はどんな物件なのか、借りる際に必要な書類は何か、しっかりと仲介業者へ確認を行い、快適なルームシェア生活を始められるよう努めましょう。
シェアカリコンシェルジュに無料相談
ルームシェアのお部屋探しは、シェア相談許可が取れているかを事前に確認する必要があります。今回の記事にもある通り、事前確認をしないまま申し込みを提出してしまうと、申込提出後に実はルームシェアNGのお部屋だった、入居後にシェア不可な物件でシェアをしていたことがオーナー様にバレてトラブルになったなどのリスクに繋がります。
初めてのルームシェアでも安心。24時間対応のシェアカリコンシェルジュにまずは相談をしてみてください。誰とどのような目的でルームシェアを希望するのか、自由にお聞かせ頂いた上で、お部屋の条件整理から物件提案、内見予約から申し込み契約まで全てチャットでサポート致します。