「二人入居可」と「ルームシェア可」の違い

ルームシェアとは?

ライフスタイルや価値観のあう友人や他人と一緒にひとつの物件(お部屋)を借りて暮らしを共にすることを「ルームシェア」と言います。

通常2DKや3DKの物件などの物件を借りて個室でプライベートスペースを確保しつつ、リビング、キッチン、お風呂、トイレなどを共用で利用することが好まれますが、極限まで節約したいからという理由で、ワンルームでルームシェアを行う人も存在します。

個室が入居人数に合わせて用意されているシェアハウスは、事業者がシェアハウス物件としてつくっている場合が多く、展開エリアや間取りが限定されています。一般に、賃貸物件をシェアして借りるルームシェアは、ルームメイト同士がシェアする人数屋目的によって、借りるお部屋の広さも種類も幅広く異なる点が特徴であり、あらゆる人に当てはまる新しい暮らし方として注目されている理由の一つです。

ルームシェアのお部屋探しが難しい理由

ルームシェアのお部屋探しが難しい理由は、流通物件数の少なさにあります。賃貸市場に流通している物件の内たったの3%程度しかルームシェアが可能なお部屋は存在せず、人数が増えれば増えるほど、物件数はかなり少なくなります。

最近だと戸建賃貸物件に4名~友達とルームシェアを始めたい!というお問い合わせを多く頂くのですが、戸建賃貸自体がそもそも流通数がたったの6%、そこから更に3%以下しかシェアで相談ができるお部屋が存在しないとなると、需要はあるのに圧倒的に共有側が足りていない状態という事が言えます。

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賃貸ポータルサイトがシェアのお部屋探しに適していない理由

最近ではポータルサイトなどのインターネットから物件探しを行う人が多いと思いますが、その際、入居条件項目に「ルームシェア可」「二人入居可」という検索フィルターを目にすることも多くなりましたよね。

基本的にポータルサイトに掲載されている「ルームシェア可」「二人入居可」のお部屋は、夫婦や兄弟等血縁でのシェアを前提として許可を出している場合が多く、実際に友人同士で問い合わせをしてみると、「ルームシェア可」「二人入居可」と表示されている物件でも不可と言われることが多いです。

加えて、ルームシェア可と言われた場合でも、さらに「ルームメイトの人数、性別、年齢」などの条件によっては不可となるケースがあります。それほどまでに、一口で「ルームシェア可」「二人入居可」でも実際には条件が細かく異なるのです。賃貸ポータルサイトでは、どの条件のシェアなら可能なのかという細かいところまではわからない為、気になる物件毎に問い合わせをする、または条件を確認するためだけに不動産店舗まで足を運ぶ必要があります。

ルームシェアを黙って申し込みを進める不動産事業者に注意

ここまでの説明の通り、ルームシェアでお部屋を借りる事は、条件によって手間と難しさが異なります。ファミリーや単身でお部屋を借りる以上に、大変なことはお分かり頂けましたでしょうか。

不動産事業者の中には、このような手間を深く理解しているからこそ、ルームシェアで借りる事を黙って申し込みを進めようとする業者が存在します。無断でルームシェアで住んでいる事が管理会社や大家さんにバレてしまった場合、罰金や退去を請求される可能性があります。トラブルを避けるためにも、ルームシェアでお部屋を借りる場合は、自分たちの条件で借りる事が出来るお部屋なのかを事前に確認を行った上で、内見や申し込みを進める事を心がけましょう。

シェアカリコンシェルジュに無料相談

ルームシェアのお部屋探しは、シェア相談許可が取れているかを事前に確認する必要があります。今回の記事にもある通り、事前確認をしないまま申し込みを提出してしまうと、申込提出後に実はルームシェアNGのお部屋だった、入居後にシェア不可な物件でシェアをしていたことがオーナー様にバレてトラブルになったなどのリスクに繋がります。

初めてのルームシェアでも安心。24時間対応のシェアカリコンシェルジュにまずは相談をしてみてください。誰とどのような目的でルームシェアを希望するのか、自由にお聞かせ頂いた上で、お部屋の条件整理から物件提案、内見予約から申し込み契約まで全てチャットでサポート致します。